【第1回】CHAGE&ASUKA「SAY YES」
昭和62年生まれのトレンディドラマ、歌謡曲大好き人間のわたしが、”日本の国宝級J-POP”の歌詞から勝手に想像し、物語を作り、勝手に浸るブログです。
第1回は、チャゲ&飛鳥さんの「SAY YES」。
知る人ぞ知る名曲なので、しのごの説明せずに私のしびれる部分を抜きだして語ります。
基本的に、言葉の巧みさを勝手に讃えます。
(時々、野暮です。殴りたくなっても拳をしまってお読みください)
>このまま二人で夢をそろえて
「このまま同じ目標に向かって進んでいこう」ということですが、
”夢”という、物理的に手にできないもの を
”そろえる”という 物理的な動作 で表現しているところがしびれます。
>愛には愛で感じ合おうよ
”愛”に対して、好きというライトな感情でも、ありがとね、くらいのあしらいでもなく、同じ重さの ”愛” で答えて、と。
まるで愛を両手のひらで渡すから、そこに君も愛を乗せて二人の愛を混ざらせようよ、くらいの熱を感じます。
>恋の手触り消えないように
愛は、時に穏やかで感情の”熱”をもなくしてしまう。
恋という危なっかしいけども熱を持ったもの を忘れないように、
愛を重ねていこう、と。恋を持った愛を続けていこう ということですね。
>言葉は心を越えない
>とても伝えたがるけど心に勝てない
君に伝えていることは、全部本当なんだけど、全然足りない。
言葉で表せられることなんて、限界があって、
君が思っているよりももっと愛が溢れているし、
言葉で伝えきれないのが悔しいんだけど、
心はもっとすごいんだよ、と言っています(妄想)
もうわかったよ、と泣きながらしがみつきたい。ああ。
そしてまた、擬人化。
”自分が伝えたい”とするより、
自分ですらコントロールできない自分の”心” 自身が伝えたがっているとした方が、もうどうしようもないくらい愛が溢れている感がでています。
>何度も言うよ、君は確かに僕を愛してる
子どもの頃は、なんてナルシストな歌詞なんだ、と思っていたけど、
全然ちがう、全然!!
君の気持ちを掴めるほど、実感できるほど、
”二人の愛は最高潮” なのです。
だって、恋人に”君は僕のこと愛してるよねー”なんて言わない。
もしそんなこと言われたら、その瞬間に覚めて嫌いになる、絶対。
しかし!
愛の最高潮に立っている二人 に関しては別。
言えないことが→言えちゃうくらいの 愛の実感度 ということなんですよね。
この曲の歌詞で一つだけ、心で実感するまでに至らない箇所があります。
>ガラスケースに並ばないように
これはどういう感じ?
無機質なガラスに並ぶ、無感情なものにならないように、愛を実感しようということ?
誰か解釈ください!!
もっとキュンして苦しくなりたいっ!
※余談ですが、飛鳥さんと私は同じ誕生日(2月24日)です。
ロマンチック代表のうお座、飛鳥兄さんに負けないようロマンチック溢れ出していきたいと思います!!